立川稲門会 談話サロン メンバー各位
先月に一度ご連絡しましたが、改めて今月の稲門会談話サロンの
ご案内をいたします
奮ってご参加ください
日時 6月12日(火) 14時から
場所 立川市こども未来センター 2階202会議室 (いつもの場所です)
講師 寿台さん
テーマは
「宗教は必要か?――死を前にした何人かの人の言説を通して考える――」
寿台さんから、テーマについて二回に分けて事前連絡頂いております
メール原文を下記に添付いたしますので、ご一読いただきたく
出欠のご予定を、下記のサイトで登録頂く様、宜しくお願い致します
https://kanji.1ww.com/e/doihqg
June 2 畠中
<寿台さんからのメールです>
(5/9付け)
寿台です。
昨日の談話サロンでは、とても有意義な話を聞かせていただきまして、有難うござい
ま
した。
そこで来月の私の話題提供のテーマをお伝えしておきたいと存じます。
一応話のタイトルは「宗教は必要か?――死を前にした何人かの人の言説を通して考
え
る――」としておいていただければと思います。
それで内容を少し申し上げておきますと、最初に「宗教の定義」(宗教とは何か?)
の
問題に簡単に触れた上で、主としては清沢満之(きよざわまんし・結核)、正岡子規
(
結核)、中江兆民(喉頭がん)、幸徳秋水(死刑)という明治の宗教家・文学者・思
想
家たち(いずれもカッコ内の死因で比較的若く亡くなった人)の死を前にした言説を
通
して、宗教の必要性について考えてみたいと思います。
この中、清沢満之はあまり一般に名を知られていないかもしれませんが(とはいえ宗
教
について考えようとする人ならば知っていなければならない人ですが)、とりあえず
真
宗大谷派の学僧(大谷大学の初代学長にあたる人)で、日本近代において最も早く
「宗
教」について哲学し、また仏教・浄土真宗の近代的な受け取り方を示した(実は近代
に
おいて『歎異抄』という宗教書が一般化する最初のきっかけになった)人だと言って
お
きたいと思います(詳しくは当日話します)。
以上、よろしくお願い申し上げます。
寿台順誠
(5/25付け)
皆様>以前、畠中さんにお出しいただいたご案内に「もしかすると、事前の予習が必
要
かもしれません」と書かれておりましたので、予習して参加したいという方があるか
も
しれないと思いまして、当日取り上げる文献を以下にお知らせしておくことに致しま
し
た。但し、これは文献を読んでくることを義務的に課す意味でお知らせするものでは
あ
りませんので、お読みになっていない方でも、どうぞお気軽にお越しいただければと
存
じます。(なお、最初このお知らせは「出欠党幹事長」のコメント欄に書き込みまし
た
が、字数が多くて画面が見づらくなってしまう上に、一旦出席登録をされた方は後で
当
該コメント欄は見ない可能性が高いとも思いましたので、以前いただいた案内メール
へ
の返信の形でお送りすることしたことをお断りしておきます。)
当日取り上げる文献は、清沢満之「我信念」、正岡子規「墨汁一滴」「病牀六尺」
「仰
臥漫録」、中江兆民「一年有半」「続一年有半」、幸徳秋水「死刑の前」「基督抹殺
論
」などです。いずれも岩波文庫や青空文庫で簡単に入手できます。
以上、当日はどうぞよろしくお願い申し上げます。
寿台順誠