11月23日、立川稲門会の仲間と共に伝統の早慶戦を観戦しました。
「大学ラクビー」と「箱根駅伝」はもう55年以上のファンであり、私の人生も多大な
影響を受けていることは間違いない。
栄華は長続きしないことは、歴史を振り返るまでもなく判っているが、そのことに
一喜一憂している。
早稲田は強くなって優勝してほしいと心から願っている。
今年から指揮をとっている山下大吾監督は3つの課題に取り組んでいる。
「スクラム」「チームデフェンス」「ブレークダウン」の強化である。
成果は現れているものの全盛期のチームと比較すると物足りない。
今年のチームと比較すると物足りない。
今年のチームは有望な一年生が4人、2年生が3人、レギュラーに座っている。
2~3年後の早稲田は間違いなく優勝を狙うチームになっていることであろう。
試合の主導権はマイボールでのラインアウト、セットスクラムで生きた球が味方に
供給されるかにかかっている。
次に敵陣ゴール前でのラインアウトでモールを形成し、トライできるかが鍵になる。
ディフェンスはタックルが基本である。
そういう観点で試合を見ていると、スクラムは互角、ラインアウトは一日の長があったが
モールを押し込む力はまだなかったように思う。
反面慶応のバックス清水(11)金澤(14)等に自由に走りまくられてしまった。
この辺が対明大戦に修正できるかが見どころになろう。
早稲田一年生岸岡(50)は痛快であった。前年、本田(14)へのキックパス、
先制トライ、インゴールキック、味方がトライ、3人飛ばしパスなどの胸のすくような
プレーだった。
昔の本城(SO)のプレーを懐かしく思い浮かべて応援していました。
試合は昨年に続き、25対23の小差で、慶応に競り勝ちました。
対明大戦も、のびのびと善戦、健闘して欲しい。

ラクビー場